毎月訪れる生理の日。女性の皆様は、毎月当たり前のように生理用ナプキンをつかっている方が多いのではないでしょうか。
最近はプラスチック問題として、ビニール袋の無料配布がなくなり、今後もプラスチックのスプーンやフォークの有料化の話も出てきましたよね。
そんな中で、皆さんは海へ捨てられるプラスチック5位に「生理用品」が含まれていることをご存知でしたか?
世間では、月経関連のことをおおっぴらで語ることは恥ずかしいとされプラスチックごみ問題でもあまり触れられていませんが、環境問題意識の高い先進国でシェアを伸ばしている「月経カップ」について紹介していきたいと思います。
ちなみに生理用ナプキンをずっと使うよりも、月経カップに切り替えたほうが金銭的な負担もなくなりずっとお得だったりします。
Contents
生理用ナプキンはもう古い?わたしが月経カップに切り替えようと思った理由
私がまず月経カップを使ってみようと思ったのは、産婦人科医の高橋怜奈先生のツイートをみたことがきっかけです。
【月経カップの感想❣️】
・着脱は慣れが必要
・日に日に慣れる
・性交未経験者は困難
・ローションやオイルで着脱が楽
・奥に入れるべし!浅いと違和感
・必ず取れる
・快適MAX!
・外性器に経血がつかず清潔
・ナプキンかぶれ無し
・生理中もTバック履ける
・激しいスポーツOK
・交換は1日2回程度。楽 pic.twitter.com/xTTCdnxFFF— 高橋怜奈/産婦人科医YouTuber (@renatkhsh) April 12, 2019
いつも女性の身体の悩みについて赤裸々に情報を発信されている産婦人科医の先生です。
ツイートを観たときは、最初はこのカラフルなカップはなんだろうぐらいにしか思っていませんでした。
しかし少し気になり自分でネットでも調べたところ、使っている人たちの評価が高く、ナプキンも毎月買っているとコストもかかるし、婦人科の先生が勧めているのであれば間違いないだろう。
まずはやってみようの気持ちでこちらの月経カップを買ってみました!!
色も何通りかあったり、経血の量にあわせてカップの種類がありますので自分にぴったりのものを見つけてくださいね。
月経カップの使い方
使い方はタンポンなどをいれたことあるかたはわかりやすいかと思うのですが、カップを折りたたみ膣の中にいれます。
後は、カップの中に経血がたまっていくので、決められた時間使い洗浄、また使用の繰り返しです。
エヴァカップを販売しているINTEGRO(:https://www.integro.jp/products/evacup) のホームページにカップの選び方や使い方がとてもわかりやすかったので、これから買ってみようかなという方はぜひ参考にしてみてください。
最近では、You Tubeにも「月経カップ」と検索するだけでもたくさん解説動画がでてきます。
私も最初の頃はとても不安だったので、色々な記事や動画を参考にしていました。
私は2,3回使った後にようやく慣れました。最初はお風呂場で練習してみるのがおすすめです。
回数を重ねて慣れていきましょう。
今では生理用ナプキンをお手洗いでベリベリはがすあのいやな作業もなくなりました(笑)
生理用ナプキンはもう古い?わたしが月経カップに切り替えてよかったこと
私が月経カップへ切り替えてよかったと思うことは3つあります。
生理用ナプキンよりコストがかからない
繰り返し使え、ゴミがでないので環境にいい
経血の量を目視できるため体調管理ができる
生理用品にかかるコストをおさえられる
私は、経血の量が多く、現在はこちらのロリエの安心ショーツを使用しています。
だいたい一回の生理で一袋使い切ります。
ひと月の生理にかかるコストは500円となりますね。
一月に一回生理がくるとした場合、
毎月500(円)×12=6,000(円)
(1年あたりにかかる費用)
また女性は平均40年間生理を経験するといわれています。
なので、、
40(年)×️6,000(円)=240,000(円)!!!!!!!
女性に生まれたというだけで24万円を生理用品のために失っている!
毎月払っているとわからなくなるのですが、実際には生理前後には頭が痛くて薬代がかかったりその他諸々費用がかかっていことに気付きました。
また前回の増税の際に軽減税率も適用されず、今後も増税のたび高くなっていきそうな予感。
私たちの生理用品にかける負担というのはどんどん大きくなっているのです。
一方、初期費用こそかかるものの月経カップは繰り返し使うことができます。
月経カップを使った場合どれくらい抑えられるのかというと、月経カップひとつだいたい5,000円で10年使えると言われています。
1年あたりだいたい500円かかっていることになりますね。
500(円)×40(年)=20,000円になります。2万円。
生理用ナプキンと比較すると、22万円も抑えられますね。
私も最初はカップなんぞに5,000円払ってたまるものかと思っていました。
でも長いスパンで考えると、月経カップの初期費用なんて本当にかわいい金額なのです。笑
繰り返し使えるしゴミがでないので環境にいい
冒頭でもお伝えしましたが、海へ捨てられるプラスチック5位に「生理用品」が含まれてます。
生理用ナプキンには、プラスチックが含まれており、一枚あたりレジ袋4枚分使われているといわれているほど。
一方で、月経カップは煮沸することで繰り返し使うことができます。
洗うのもお湯をいれるだけなのでとっても簡単。エコなのです。
生理用ナプキンのときのようにこまめにかえたりする煩わしさもなくなり、かさばる荷物もなくなります。
また清掃員の方が、こまめにサニタリーBOXのゴミを回収する手間だって減らせます。
今は生理用カップとおりものシートの併用で過ごしています。
毎月薬局に行く手間もなくなり本当にいいことだらけなんです。
経血の量が確認できるので、身体の異常にすぐ気づことができる
生理用カップにはメモリがついており、自分の経血のだいたいの量がわかります。
月経異常の際には量が変わったり、経血の質が変わったりすることもあるそうなので、婦人病の早期発見に繋がります。
またナプキンは生理独特の匂いがつきがちですが、タンポンのように中にいれるものなので、月経カップを使ってからは臭いへ対する不快感が本当になくなりました。
スポーツでずれたりすることもないですし、本当に快適そのもの。
自分の身体の不調にすぐ気づくこともできるのは嬉しいですよね。
まとめ
実際に1年以上使ってみた感想ですが、私は生理用ナプキンに戻れなくなりました。
まわりにも月経カップをおすすめしているのですが、意外とまだ知られていないなと実感するこの頃。
あなたも毎月の生理を快適に、そしてエコに過ごすために、月経カップに変えてみませんか?
最初は取り付けにとまどうかもしれませんが、慣れてしまえば今より楽になります。
月経カップはあなたにも社会にも優しいお品ですし、みんなの一歩の積み重ねが環境汚染の対策に繋がりますよ:D
もし月経カップについて質問や不安がありましたら、なんでも聞いてくださいね◎
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。